診療について

CONTENTSopen

治療の前に

■不妊治療について

二人とも問題(異常が)ないと言われているのに、人工授精を何回もしたのに、1年以上治療に通っているのに……なぜ妊娠しないの?
このような疑問や不安をお持ちではないでしょうか。

一般不妊症検査では明らかにできない、以下の4つの原因があります。

1.卵管の機能

卵管の機能

「排卵した卵を捕獲する(ピックアップ)」、「精子を輸送する」、「受精、胚発育に適した環境を提供する」、「胚(受精卵)を子宮内まで輸送する」これらの機能が正常にはたらいているかどうかを検査する方法はありません。子宮卵管造影や腹腔鏡検査では、卵管がつまっていないことはわかっても、卵管の機能を調べることはできないのです。

PAGETOP

2.精子の受精能力

精子の受精能力

精液検査の結果が正常であっても、受精能力に異常のある場合があります。
通常、数千万〜数億の数の精子の中で、受精能力のある精子は20%程です。これが10%を下回ると受精する率が低下します。受精能力は精子の運動状態や、精子の頭部にある酵素など複数の酵素が関与します。

PAGETOP

3.卵の質

卵の質

毎月排卵している卵の質も、常に一定ではありません。
20代の女性でも良質な卵が排卵される確率はおよそ2〜3ヶ月に一度と言われています。

女性は約100万個の原始卵胞(成熟前の卵)を持って生まれ、思春期にはその数は約40万個になり、20代ではその半分に、30代半ばにはさらにその半分になります。一生のうちに排卵する卵はおよそ400〜500個。約1000分の1しか成熟卵にならないのです。
このように加齢とともに卵の数が減少し、さらに良質卵の割合も減少していきます。
また、生まれつき卵の数が少ない、良質卵が少ないという方も少なくありません。卵の質は赤ちゃんができることの最重要因子ですが、一般不妊検査では、これを調べることはできないのです。

PAGETOP

4.子宮の機能(着床能力)

体外受精で良質な胚を何回も移植しても、着床しない場合があります。子宮内膜が厚くならない、子宮内膜症や子宮筋腫が大きいなどの原因が考えられますが、本当に着床しないのかは通常の不妊検査では分かりません。

不妊治療とは、悪いところを治して妊娠することではありません。妊娠に至らない原因を見つけ、その部分が機能できるよう、あるいは代わるもので補助して妊娠しやすくすることなのです。原因が卵管にあるのなら体外受精、精子なら顕微授精、子宮なら凍結胚移植法などを用いて、妊娠へつながるようにお手伝いすることができます。
当クリニックは、なかなか妊娠に至らない方・すでに不妊治療を続けているが妊娠しない方のために、その原因を明らかにし、最先端の生殖補助医療を提供する施設です。
現在受けている治療に満足できない、納得できない方はぜひ一度ご相談ください。

不妊治療の目的は明確です。しかし、その目的がいつ達成できるのか、先の見えない日々の中で、多くのストレスを抱えてはいませんか。
これまでの治療ですでに疲れきっている、新しい治療を始めることに、追いつめられたような思いに駆られる、身近な家族や友人にも打ち明けられず、孤独を感じる……
わたしたち神奈川ARTクリニックは、こうした経験を患者さまご自身の未来の糧にできるよう、先端医療と心のケアの両面からサポートいたします。

PAGETOP
ご予約・お問い合わせはこちら|TEL.042-701-3855