慢性子宮内膜炎の治療に関して

更新日:2018年11月17日

慢性子宮内膜炎とは

慢性子宮内膜炎(CE)は、子宮内膜の基底層の持続する炎症であり、急性子宮内膜炎とは病態が異なり、通常は無症状です。子宮内膜のCD138免疫染色(形質細胞)によりCEの診断がつきます。近年、CEは着床障害(子宮内膜受容能の低下)を惹起することで、体外受精反復不成功の原因となることに加え、反復流産との関連性も示唆されてきています。体外受精反復不成功の方の30.3%に慢性子宮内膜炎が認められ、着床率は11.5%とする報告もあります。CEに対し、抗生剤の治療後半年以内に体外受精を実施したところ、慢性子宮内膜炎治癒群は存続群と比べ、妊娠率(65.2% vs. 33.0%)も出産率(60.8% vs. 13.3%)とも有意に高まったとする報告もあります。

当院では、CEを内膜組織検査、子宮鏡検査、細菌検査から、複合的に判断します。その後、抗生剤を含めた加療により治癒を目指します。

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